Strange Days

残念だったな ただの日記帳だ

たぶんまとまらないとりとめのないだぶん

クローズドβに当選したのでログインしてみた。凄く重い世界だった。一緒に始めた身内は三人。クローズドの間はハーバーのクエを幾つか回るだけで終わった。物凄く楽しかった。

オープンβになった。キャラはワイプされていたけど、今回も正式サービスが始まる際にワイプされると分かっていても、キャラを作った。ウォーターワークスというクエに挑戦してみた。普段はソロ難易度しか選んでいなかったので、敵のスペルがやたら強く感じた。
マックベインを求めてコボルトブラザーズを何度も走った。フューラーズハイドが欲しくてギャリソンズミッシングバッグを何度も走った。レプティリアンベイン武器が欲しくてカイバーアイコンを交換する時はどきどきした。「俺を止められるものは何も無い!」が愉快だった。レンジャーのレベルを上げようとWWに何度も挑戦した。
ビルドなんて考えてなかった。スタッツの振り方なんて深く考えてなくて、フィネッセなんて持ってなかった。

正式サービスが始まった。勝手知ったるWWを何週もした。レンジャーのレベルはゆっくりと上がって行った。仲間内でプレイする人も増えてきた。でもキャスターが居なかったのでとりあえず、と思いウィザードを作った。CCが凄く便利で、今まで削り合いだった戦闘が目に見えて楽になって行った。段々レンジャーよりもウィザードでの参加を望まれるようになっていった。我侭を言ってPTが瓦解するのが嫌でずっとウィザードばかり動かすようになった。レンジャーは野良で上げようなどと思っても、その頃レンジャーは前衛としてすら看做されず、LFMからは募集アイコンが何時も外されていた。

仲間内でプレイしていても、皆社会人なので、時間が合わなくて一緒に行動できないことが段々多くなっていった。自然とレベル差も開き、低レベルの人たちは段々インしなくなっていった。それでも僕は続けていた。凄く面白かったから。
幾つかのアップデートを重ねるたびに、新しいレイドクエストが実装されていった。当時はテンペストスパインも行った事がなくて、レイドルートなんて僕には縁の無いものだと思っていた。仲間内でやろうにもその頃には続けているメンバーはごく僅かで普通のクエストで精一杯だった。野良には少しずつ、参加するようになったけど、Rushが苦手で正直なところ、あまり行きたくなかった。野良で嫌な思いをすることもあった。益々行きたくなくなったりした。時間が立てば立つほど、レイドの前提クエストやアイテムは単に入手、消化するためだけの見方がなされるようになって、ゆっくりとDMメッセージを聞きたい僕には参加がし辛くなった。

段々、アップデートがあったときだけ少しログインするくらいで、クエストといえば仲間内でのファーミングだけになって行った。少なかった仲間内はさらに減っていった。レイドにも行ってみたかったけど、最早今更だった。それでも頑張って何回か参加した。消耗は凄かったし、クリアした時の感動は大きかったけど、何度も行くようなものじゃないと思っていた。

そのうち、ウィザードのフェーバーが1750に達しそうなことに気付いた。それだけ貯めればより強力なキャラクターを作れると知っていたので、レンジャーを作り直そうと思った。その頃は既にレンジャーが要らない子扱いされることは稀になっていた、それどころかビルドによっては物凄く強力なキャラになることが示唆されていた。それでも色々なレイドアイテムや、そうでなくても強力な装備が必要とされていて、僕には絶対揃えられないだろうと諦めていた。ずっとネガネガしていた。
とは言え、ゆっくりでも良いからレベルを上げようと頑張ってLFMを立てたりした。少しずつ新生レンジャーのレベルも上がっていった。

その内MHFがサービス開始したため、DDOそっちのけで入り浸るようになった。DDOしかプレイしていなかった頃は、何も用事がなくてもDDOにログインしていたりしたけど、同じようにMHFにログインすることのほうが多くなっていった。

暫くしてから、サービスが終了してしまうということを聞いた。オンラインゲームなんて何時までも続くものだろうと思っていた。この頃は色々なネトゲを渡り歩いていて、DDOにログインすることはめっきり無くなっていた。課金は続けていたけど、野良に参加するには知識が明らかに欠けていて、バレ無しを立てる勇気なんてなかった。仲間内なんか僕の他に一人しかプレイしていなかった。

サービス終了まで悔いが残らないようにしよう、と思っていても、やっぱり他のネトゲに時間を使ったりしていた。唯一プレイしていた仲間内の人も、終焉を迎えるゲームに時間を割くのは勿体無い、と別のゲームに流れていった。そんな状況になってから僕は必死に動き始めた。緑鉄をせめて一本だけ作ろうとシュラウドに参加するようになった。

ゲーム内では幾つか転機があった。一回だけ行ってみたゴーストオヴペルディションでアイシーレイメントを拾った時、フェーバーを貯めて2本を貰った時、SPリングを偶然拾った時、タイタンベルトを拾った時、オークションで強力な装備を落札した時。一度だけ経験しておこうと各種レイドにも参加するようになった。終了間際になるとレイドを立てる人もほぼ決まりきっており、初レイドのたびTellを入れて初でも良いか尋ねて参加した。実際のクエスト無いでは足手まといにしかならず、心の中では迷惑に思われていたと思う。
それでも何度か通っていくうちに少しずつ慣れて行ったと思う。

最大の転機は最後にやってきた。復活したコボルドアイランドでレイドユニークが拾えるという。半信半疑で行ってみたらヴァイルブラスヒームを拾った。知ったときにはイベント終了期間が近く、寝る間を惜しんでコボルドアイランドに行った。欲しかったけど絶対に手に入らないと思っていたレイドユニークの大半が揃った。ずっと欲しかったライトニングストライクの緑鉄素材も集まった。

さらに近づくサービスの終焉。そんな中で全部のクエを一回だけは参加しておこうと思い、シジルだけ集めていたリタニーオヴザデッドや、最高難易度のレイドであるハウンドオヴゾリアット、ヴィジョンオヴデストラクションにも参加するようになった。RotDは全部のルートを回ろうとしている人が運良く居たため、全て無事に回ることが出来た。BAにも参加してみた。初回は何が起きているのか、何をすれば良いのか全く分からず、すぐに死んだ。普段レイドでご一緒していた人が毎晩練習用のLFMを立ててくれていたので積極的に参加した。その内目標は「一度だけ参加」から「一度はクリア」になっていった。何度目かの挑戦の末、アセンションチャンバーもクリアできた。ギリギリでシュラウド20周も達成できた。最後は自分でも驚くくらいの駆け足でクエストを消化していった。


本当に面白いゲームだった。


くろさん、二度目のTAで何度も死んでご迷惑をお掛けしました。その解散後に頂いたTellが社交辞令だったとしても、救われる思いでした。
あいすさん、色々なクエストで、何時も根気良く説明してくれて本当に助かりました。
最後まで貴方達二人と、その知り合いの方々と一緒にプレイすることが出来て本当に良かった。

本日のシュラウドエリートは惜しくもクリアすることは出来ませんでしたが、忘れられない思い出になると思います。


記憶が前後している部分も多々あるだろうし、僕の勝手な思い込みで書かれている部分も少なからずあると思うけど。纏めようと思っても纏めれきれないものなので勘弁してください。
たまたまこのblogでたまたまこの文章を読んだ人は「たかがゲームじゃないか」と思うかも知れません。それでも僕にとっては、少なくとも一時期はライフワークであり、仕事でのストレスを発散するための手段として重要なものでした。

最後に、
DDOを運営してくれたさくらインターネットと、その全てのプレイヤーに感謝の意を表します。