Strange Days

残念だったな ただの日記帳だ

ハルカス

上野の美術館で開催されてた時は時期が悪くて行けなかったエッシャー展を見てきた。まあ、向かう途中で迷って入館ギリギリ時間になった所為で後半駆け足になったんだけど。
エッシャーって恐らく大抵の人はトロンプルイユを連想すると思うけど、作品を見ていくと結構色々なものがあって、「写像球体を持つ手」みたいな球状の反射?屈折?を描いた作品も意外と多かった。「しずく《DewDrop》」は思わず足を止めた。質感がものすげえの。


今日見た作品の中で一番印象に残ったのは「海の微光」。夜の海、空には北斗七星が配置されていて、水平線の向こうがぼんやりと明るくなっている。それは日没なのか、夜明けなのか、それとも水平線の向こうにあるのかもしれない街の明かりなのか。そんな想像を掻き立てる。リトグラフなんだけど、白黒と濃淡だけでそれが演出されていて、物凄い引き込まれた。帰りの物販コーナーでその作品のポストカード無いかなーと思って探したけどなかった。


もうちょいゆっくり見られれば良かったんだけど、早く行ったら行ったで人が物凄く多そうだから気疲れしそうなんだよなあ…。