ほんよんだ
アステロイドツリーの彼方へ。今年のSF傑作選は粒ぞろい。特に気に入ったのは
上田早夕里の表題作のほか、
- 藤井太洋「ヴァンテアン」
- 高野史緒「小ねずみと童貞と復活した女」
- 森見登美彦「聖なる自動販売機の冒険」
- 速水螺旋人「ラクーンドッグ・フリート」
- 伴名練「なめらかな世界と、その敵」
- 菅浩江「言葉は要らない」
あたり。勿論、他の作品も面白い。高井信は真ウィザードリィノベル、或いは
ソードワールドのデュダシリーズの人、と言うイメージで固まっていたので、
まだ執筆活動を続けていて、且つSFを書くと言うのが意外だった。
今回は「知ってる作家の選出が多いから」とあっさり購入を決めたけど、
読んでみたら知らなかった作家の作品でも面白いものばかりだったので、
それぞれの作者の他の作品も読んでみたくなった。
傑作選を買い始めたのが「さよならの儀式」からなので、遡って過去の傑作選も
買ってみようかな。