ほんよんだ
- AIに負けた夏
書評サイトを見るに今までの土橋作品じゃないっぽかったので。まあ今までのデスゲーム一辺倒な
展開の作品に比べるとそこそこ面白かった。結末はうーん、これはこれで良いのかなあ。
- 探偵が早すぎる
作者初見。事件を未然に防ぐミステリ、と言うのは新しく、中々面白い。色々と大味な感はある。
ことを起こそうとする側が富豪だからこそ出来るような類が多いね。
- 劇場版STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ
以前にも書いたけど、作者が吟遊奇人浜崎達也なので読んどくか、と言う感じ。
面白いけど、タイムリープものは時系列が本当に間違ってないか、矛盾ないかが気になる。
まあ大丈夫なんだろう。
- 始まりの魔法使い1 名前の時代
これも作者初見。ラストのほう、ちょっとベタかな。割と綺麗に終わったけど、作品に1って
入ってるってことは続刊が出るんだろうか。序章に出てきた人物たちが本編でほぼ出てこないから、
その辺のキャラにスポット当てたストーリーになるのかな。
各章題がMTGから引っ張ってきてるのは気付かなかった。と言ってもミラージュブロックから
マスクスブロックくらいの間でしか遊んでなかったからそんなに知識があるわけじゃないけど。
- きみのために青く光る
ハードカバーで出た作品のタイトル名を変えて文庫化。
面白い。ちょっと初野晴っぽいと思った。自身に対して動物を攻撃的にさせるって言うのは
作中みたいなあまりにも限定的な使い方しか出来なさそう…。最後の話は救いがあって良かった。
気になってたけど何となく読んでなかった。主人公が奇人大学生じゃないって言うだけで
他の森見作品にない、んだろうか。ちょっと切なさが残る感じ。モデルにした土地はあるのかなあ。
あるならちょっと見てみたい。
待望の。今まではっきりしなかった世界設定がやっと明かされた。ファンタジーが一気にSFに。
とは言え評価が変わるわけではない。今回は戦闘シーンが無かったのがちょっと物足りないかな。
最後はちょっと不穏な流れ。出来るだけ綺麗に収まって欲しいけど、作品の方向性から考えると、
やっぱり難しいかなあ。